まず最初に押さえたい体臭対策とは気持ちの面であります。汗をかくとクサイ、汗をかきたくない、だから人に嫌われるなどといった頭の中にある思考回路をいったん断ち切る必要があります。それはどうしてかと言いますと、気にすれば気にするほど臭いに汗をかくからです。このことを「精神性発汗」といいます。緊張すると手に汗が浮いたり、冷や汗が出たりしたことはありませんか。これが精神性発汗なのです。汗をかくことはごく自然なことです。臭い汗へのケアを行えば良いだけですから、それ以上の心配はしなくていいでしょう。
コマメに汗をかいたら対処してください。汗を拭き取ってサッパリ体臭対策をしましょう。いろんなシート状の拭き取り剤が市販されていますから有効に活用するといいでしょう。誰でも汗をかけば気持ちが悪いものです。肌も同じなのです。汗をかいたままそのまま放っておけば、臭いが発生してくるのです。そして、もう一つ注意したいのが食生活です。肉類の多い食生活を基本にしていますと体臭は強くなるといわれています。アメリカ人の体臭が強いのも、食生活が関係しているといわれています。
逆に多く摂取したいのが、抗酸化食品であります。脂質などの酸化が体臭の原因ですから、体臭も酸化を防げば抑えることができるというわけです。 ヒトの身体はストレスを受けると、副腎といった器官から男性ホルモン、副腎皮質ホルモン、アドレナリンといったホルモンを大量に出しますが、こうしたホルモンは皮脂腺にある皮脂の分泌働きを活発にするのです。また、皮膚にある角質層の新陳代謝をこうしたホルモンは促進し、皮脂腺の導管を閉塞させ角質も肥厚させてしまいます。そうなりますと、皮脂がさかんに分泌されて皮脂腺の中で溜まり、活性酸素が出てきやすい状態となります。
脂質を酸化させて過酸化脂質を活性酸素はつくります。この脂質も過酸化皮質を酸化し、さらに活性酸素をつくりまたさらに過酸化脂質が増えるという悪循環が起こってしまうのです。これのことを自動酸化といって、短鎖の臭いの原因物質である脂肪酸などが一番増える原因となるのです。