体臭の予防法にはさまざまなものがあります。まずは、動物性脂肪分や動物性タンパク質を減らすことが体臭の予防法です。体臭の原因ともなる動物性脂肪やタンパク質が多く含まれている食べものを摂り過ぎないように気をつけましょう。次にたくさん緑黄色野菜を摂取することです。野菜に含まれている食物繊維は便秘の効果があり、体臭の原因となっている余分な脂肪を包み込んで外に出すといった効果が緑黄色野菜にはあります。
そしてストレスを溜めないことも体臭の予防となります。ストレスは、多汗、生理機能の生体の低下、皮脂の分泌の過多などを引き起こすのです。刺激強い香辛料、タバコ、お酒を控えることも体臭の予防策です。香辛料、お酒、煙草は、活性化酸素の作用を活発にします。そして雑菌の繁殖とタバコは大きく関係しています。皮膚の常在菌に汗の成分が分解されることや、皮脂の酸化で体臭は発生します。全身に分布する体温調節のためのエクリン汗腺の汗は、塩分をわずかに含む水分であり、放置しておくことで汗臭くなります。
アポクリン汗腺の汗はわきの下などの体毛部分にあり、脂質、タンパク質、鉄分、アンモニア、糖質などを含みます。これらは栄養分の常在菌の格好で、まさにワキガ臭の原因となっています。生活習慣の改善で一般的な体臭は軽減できます。「良い汗」であればたくさんの量の汗をかいても臭わないが、最近はベタついた「悪い汗」をかく、汗腺のシステムが低下した人が増えていると指摘をする医師もいます。なにかのモノの臭いを消すことが可能でも、そう簡単にヒトの臭いは消すことは出来ません。
生きているからこそどんな生き物でもの臭いがあるのが当たり前なのです。ただし、臭いがなくて当たり前といった現代に生まれ育った時代の若者が、身の周りにある臭いを嫌うことは仕方のないことかもしれません。思春期を迎えたそんな彼らが、汗腺の作用が活発になった自分の体臭に関して感じはじめると、恥ずかしい、他人には嗅がれたくないというふうに思うようになる可能性が高いでしょう。もちろん、若い人たちばかりが体臭を気にするのではありません。